チリ産サーモン/公的機関のストでコンテナ延着

2013年12月16日

 ただでさえ品薄のチリ産サーモンが、現地の公的機関SERNAPESCA(セルナペスカ)や港湾のストライキの影響で、コンテナの到着がますます遅れている。年内到着が間に合わずに販売チャンスロスが発生しているほか、逆に年明けには東京着荷が混み合ってしまう可能性も予見されるという。

 関係者によると、ストライキが問題化しているのは同国第2の都市、コンセプション。日本では水産庁に当たる公的機関セルナペスカ(Sericio Nacional de Pesca)の職員ストライキが10月下旬に発生したのを皮切りに、11月には第1週と第3週にもストが続き、4週目には今度は港湾労働者のストに突入したことで、東京直行の出港予定だったコンテナ便が[....]