チリギン新物、遠のく商談

2013年11月25日

 チリギンの買い付けが進まない。6・50ドルどころでスタートした買い付け価格は、すでに6・20ドルレベルまで落ちてきたが、実需で買い付けるバイヤーがいても、成約は2?3コンテナのわずかな数量。とても基準となる買い付け価格とはいえない。身動きがとれない現状を分析する。

 スタート時の強気から一転、11月積みが50セントほど引き下がってもなお日本側の出方が鈍いことから、次第にチリ(生産者)側の姿勢も変化してき[....]