チリギン新物、商談スローペース

2015年9月28日

 チリギン新物の商談が進まない。秋の大型連休のさなかに、買い付けを復活させた大手商社がパッカーの一部を切り崩したのが表面化したが、それ以外はとりたててまとまった買い付けはなく、相変わらず静かなやりとりが続いているのみだ。チリ側はドレス4?6ポンドで5・20?5・30ドルを絶対死守の構え、対して日本側は後半の過剰感を警戒して安易な飛びつきを避けており、エンドユーザーがついた輸入業者らが必要に応じて少しずつ買い求めているだけ。まるで将棋崩しのような[....]