ジェイトレーディングがクロアチアのマグロ養殖会社カリ・ツナ社を買収

2014年12月3日

「今後は養殖ビジネスに参入し、販売を拡大させたとい」と話す神戸社長(中央)

「今後は養殖ビジネスに参入し、販売を拡大させたとい」と話す神戸社長(中央)

 マグロやサーモンの輸入、販売商社、?ジェイトレーディング(神戸治郎社長)は1日、クロアチアのマグロ養殖会社Kali Tuna(カリ・ツナ)社の全株式をメキシコのBaja Aqua Farms,S.A.de C.V.(バハ)社から買収したと発表した。買収額は12億円。大手商社は海外のエビやサケの養殖事業への出資を加速させているが、「地中海のマグロ養殖事業の日本企業による買収はほかに例がない」(ジェイトレーディング)という。

 バハ社は米国のUmami Sustainable Seafood(ウマミ)社のグループ会社。ウマミ社は2010年、サーモンやマグロの養殖販売などを手掛けていたアイスランドのアトランティスが設立している。ジェイトレーディングは買収にあたり、投資会社、インテグラルから、買収額のほぼ全額の出資を受ける。

 カリ・ツナ社は、地中海で最多クラスの5030トンの養殖クロマグロ生産能力を保有。今年、昨年の水揚量は各1000トン程度で、ほぼ全量が日本へ輸出されていた。「生産管理、品質などに業界では高い信頼を得ている」(神戸社長)という。[....]