サケ持続可能管理でシンポ、札幌で水産学会道支部

2019年11月13日

 日本系産サケ資源の持続可能な資源管理について考える公開シンポジウム(日本水産学会北海道支部主催)が、札幌市内でこのほど開かれた。水産研究・教育機構北海道区水産研究所の浦和茂彦氏は、日本系サケは気候変動に伴う海水温などの影響で、初期生活期に大きく減耗する傾向が強まっていることを指摘。今後は幼稚魚の遊泳力を向上させ、生残率を高めるための技術開発の必要性を強調した。[....]