サケ・マス需給(2016/17年度)/新年度ベニカギ握るチリギン

2017年6月21日

 新年度は今年の5月からすでに始まり、序盤の道東鮭鱒は小型船によるトキが伸び悩む一方、マスは前年を上回って推移しているほか、アラスカやロシアも漁期入りしている。依然ワールドマーケットに翻弄(ほんろう)される日本市場だが、供給回復の糸口とみられるのがチリ産ギンザケの増産だ。[....]