サケ・マス輸入(9月)/昨年を3割下回る

2013年11月1日

 全体的に昨年を大きく下回り、国内の供給不足に拍車をかけた。チリ産は当月の発表で昨シーズンの搬入にひと区切りつけたが、足元では原料、製品とも不足し、国内相場の高騰に直結している。

 9月の輸入実績(カッコ内は前年同月比)は、生鮮2340トン(15・3%減)、冷凍1万2768トン(31・8%減)、塩蔵・加工品1532トン(8・6%減)で、トータルでは1万6639トン(28・2%減)にとどまった。前8月は、ロシアの冷凍ベニがまとまって4か月ぶりに増加したが、9月は再び大幅な減少[….]

「冷凍チリギンの月別輸入量の推移」、「冷凍トラウトの月別輸入量の推移」本紙参照