サケ・マス輸入(平成25年)/27万トンに届かず

2014年2月3日

 財務省の輸入通関統計によると、昨年のサケ・マス輸入量は最終的に、前年より12・8%少ない26万8000トンにとどまった。また、輸入額は前年とほとんど変わらない1732億円で、生鮮から冷凍、加工品を合わせた総平均単価はキロ645・9円となった。

 昨年1?12月の年計(水産経済新聞社集計)は26万8190トン、1732億3413万円。前年はチリギンが急増して10年ぶりの30万トン突破という記録的な年だったので、それとの比較では12・8%も減ったが、輸入水準からいえば2000年代の平均的なボリュームだった。
 問題は単価だ。輸入金額は[....]