サケ・マス情報/輸入サケフィレーに先高感

2016年5月31日

 チリの青潮発生や、その後の全面ストライキの影響で、ノルウェー産を含めて急速に先高感が漂い始めている冷凍サケ・マスのフィレー製品は、4月はまだ数量も多く、単価も前年以下で推移した。ただ、これをボトム(大底)に、5月以降は数量の後退、価格の上昇が顕著になっていくものと推察される。サケ・マス類のフィレー製品は4月、サケ(主にアトランティックサーモン)もマス(主にトラウト)も、全体で前年同月を3割前後上回った。輸入国は、北欧はノルウェー、南米はチリが圧倒的多数を占める。[….]

「冷凍サケ・マスフィレー月別輸入推移」本紙参照