サケ・マス情報/米国輸入(8月)アトラン輸入は頭打ち、フィレー高値続く

2016年10月26日

 米農務省(USDA)によると、米国8月のアトランティックサーモンの輸入は、チリやノルウェー産フィレーが昨年同月を下回り、やや頭打ちとなった。単価高は変わらず、主力のフィレーは小幅な値上がりが続く。8月の輸入量は生鮮頭付き(SD=セミドレス)が昨年同月比2・4%減の8582トン、冷凍が77・5%増の213トン、冷凍を含む生鮮フィレー(F)が9・2%減の1万3171トンで、全体では6・2%減の2万1966トン。輸入額は全体で2億2747万ドルとなった。[….]

「米国アトランティックサーモン輸入実績(8月末)」本紙参照