サケ・マス情報/アラスカ2016年予想

2016年3月25日

 世界的なサケ・マスの一大産地である北米アラスカの漁獲予想は今夏、マスの不漁年に当たることから、全体で昨年の6割にとどめる見通しだ。米国アラスカ漁業狩猟局(ADF&G)が24日公表した漁獲予想によると、マスが昨年の実績から半減して約1億尾減少するほか、ベニも主砲ブリストル湾の減産予想で全体的には1割以上少なくなる見込み。

 F&Gが予想した2016年のサケ・マス漁獲見通しは、全魚種合わせて1億6107万尾。最終的に2億6826万尾と、過去2番目の記録となった昨年との比較で、ちょうど40%減産する見込みだ。[….]

「アラスカ鮭鱒漁獲推移(1878?2015)」、「アラスカ州サケ・マス2016年予想と15年実績」本紙参照