イカナゴ漁でMELジャパン生産段階認証を取得、愛知県しらす・いかなご連合会

2014年12月12日

漁場に向かうイカナゴ船引網漁船

漁場に向かうイカナゴ船引網漁船

 平成22年に名古屋市で開催された生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)。生物多様性の維持と資源利用の両立などをテーマとしたこの会議を契機に、愛知県しらす・いかなご連合会はイカナゴ漁でマリン・エコラベル・ジャパン(MELジャパン)生産段階認証を取得した。24年には、シラス漁でもMEL認証を取得し、地元加工業者も率先して流通加工段階認証を取得している。今夏、南知多町のブランド「ミーナの恵み」にも認定されており、地域を挙げて、シラス・イカナゴのPRに力を入れている。

 知多半島の南端に位置し、三方を海に囲まれ、弘法大師ゆかりの地でもある愛知県南知多町。水産業を基幹産業とし、小型底引網漁業や船引網漁業、刺網漁業などが盛んで、県下一の漁獲量を誇る。中でも、シラスの水揚量は、全国市町村中トップクラス。だが、同町師崎商工会の酒井友之事務局長は「全国的に『南知多のシラス』は知られていない」と話す。

 同町では、こうした現状を前に今年度、町や商工会、観光協会、産業従事者らが一体となってブランド協議会を設立し、南知多ブランド「ミーナの恵み」を立ち上げた。商品先行型の「ブランドになり得る可能性を秘めた特産品」の位置付けで、厳しい審査基準を有する。同町の特産品の中でも、「他産地と差別化できる優位性」の有無が認定ポイントだ。今年度、認定されたのはまだ4品目[....]