アラスカ湾日系サケ痩せ幼魚15%道増協研修会で報告

2019年7月29日

 北海道さけ・ます増殖事業協会主催の2019年度「さけ・ます増殖技術研修会」が24日、ホテルポールスター札幌で開催された。全道の管内増協の役職員ら約170人が出席、水産研究・教育機構北海道区水産研究所の浦和茂彦研究員が講演し、冬期のアラスカ湾における日本系シロザケの胃の内容物を調べたところ、ほとんど餌を食べていない、サンマのように個体が頻繁にみられ、肥満度0・9以下の痩せた個体は全体の15%を占めたことなど、最新の海洋生態を学んだ。[....]