アカ貝代用の九十九里浜サトウ貝が漁獲ゼロに

2013年6月3日

 アカ貝は寿司種として人気が高い。ところが最近は国内漁獲が減少、輸入物に頼るパターンとなっている。そこで国産品として注目されているのが千葉県九十九里浜のサトウ貝。味に遜色がなく、歯触りもいいことから、国産アカ貝の不足を補完する形で寿司店では“アカ貝”として出されているケースも多い。

 その九十九里産サトウ貝も2011、12年と漁獲がほぼゼロとなった。千葉県水産総合研究センターでは今年も漁獲は期待できないとみており、国産の寿司種としてのアカ貝、サトウ貝はますます希少なものとなりそうだ。[....]