ねり製品年末商戦、二極化傾向さらに強まる

2015年1月14日

築地市場の年末商談会

築地市場の年末商談会

 おせち料理の定番であるねり製品。年末商戦は全体的に前年並みに落ち着いた見込みだ。「今回は前回以上に高級カマボコが順調に伸びた。その一方で、中級品の荷動きが鈍く、低価格品の動きはよく、二極化が一層進んだ」(メーカー関係者)、「健康志向の商品は単価も高く、販売も安定している」と世相を反映した。

■関東

 関東圏ではメーカーごとに好調だった品目にバラつきが目立つ。高級カマボコを揃える小田原地区のメーカーは、今回、最高級ラインの商品が好調で全体的に販売数量の底上げとなったようだ。

 さらに低価格商品の動きもよく、「ここ数年、高級品と低価格品の販売がよく、二極化が進んでいたが、今回はさらにそれが進んだように感じる」(関係者)という。

 また、年末の選挙に伴うギフト需要の落ち込みを懸念する声があったが、全般的に前年並みに落ち着いたようで、「前半戦は注文も少なく心配していたが、後半に入り取り戻してきた。商機が後ろ倒しになった」と振り返る。[....]