「改革へ大事な一年」大臣4人激励、大水が新年賀詞交換

2018年1月9日

石破茂自民党水産問題基本政策委員長らオール水産関係者が集まった

 大日本水産会(白須敏朗会長)の新年賀詞交歓会が5日、東京・港区のホテルオークラ東京で開かれた。来賓として大島理森衆院議長、齋藤健農林水産大臣ら4人の大臣が出席。齋藤大臣が「水産改革の前進へ大事な一年だ」と強調したほか、鈴木俊一東京オリンピック・パラリンピック担当大臣、小野寺五典防衛大臣、林芳正文部科学大臣、石破茂前地方創生大臣(自民党水産基本政策委員長)がそれぞれ激励。水産改革の実現へ一丸となって取り組むことを誓った。
 オール水産の関係者約600人が会場を埋め尽くす中、白須会長は「今年は戊戌(つちのえいぬ)の年。雑草が繁茂して日当たり風通しが悪く鉞(まさかり)で刈り取らなくてはいけない意味で、古い仕組みからの改善、脱却の年回りだ。新産基本計画にのっとり、業界の発展を図りたい」と語った。
 齋藤大臣は「国内人口は急速に減少しているが、視野を広げて世界をみれば、水産業の発展の可能性は大きい。改革を進める機運も出てきた。今年は大事な前進の一年になる」と力強く呼び掛けた。[....]