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TAC案でサバ類増加・保留枠も設定、水産庁が提示

2018年4月26日

 水産庁は24日、都内で開いた漁獲可能量(TAC)設定意見交換会で、サバ類など3魚種の2018年漁期(7月~19年6月)TAC案を提示した。サバ類は6万7000トン増の81万2000トン、サンマは前年同量の26万4000トン、ズワイガニは90トン減の5426トンに設定。サバは18年漁期からTACの9割を当初配分、1割を留保枠に設定し、来遊状況に応じて配分する。

 マサバ太平洋系群の18年漁期TACの根拠となる生物学的許容漁獲量(ABC)には、初めて外国漁船の漁獲量の影響が加味された。北太平洋漁業委員会(NPFC)に報告された16年の値(中国14万2994トン、ロシア9242トン)が用いられている。

 サバ類の中でも特に太平洋マサバ系群は、1980年以降で最も加入(漁業の対象にまで成長した新たな資源)が増えた13年級群(13年生まれ)に加え、16年級群の加入のよさもあり、ABCを12万6000トン増の49万8000トンと算定。TACの増加につながった。
18年漁期からサバ類TACに1割の留保枠を設ける案も提示した。[....]