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MEL国際標準へ協議会、垣添会長「GSSI承認を」

2017年1月19日

 マリン・エコラベル・ジャパン(MELジャパン)の客観性、独立性を高めるため設立された(一社)マリン・エコラベル・ジャパン協議会(MEL-J)の垣添直也会長(大日本水産会相談役、日本水産前社長)は17日、水産庁記者クラブで会見を行い、「日本は世界に冠たる水産国。(欧米が環境政策や資源管理で戦略的な対応を進める中)世界に遅れてよいわけがない。世界をリードしなければ、日本の水産業は衰退する」と強調し、「MELジャパンの国際標準化へ改革を進める」と語った。

 MELジャパンが国際的な信頼を得るために、垣添会長は「(世界的な認証スキームのプラットフォーム・パートナーシップである)GSSIの承認を目指す」と述べた。まずは現行のMELジャパンの認定基準を改訂し、新たな認定基準案を2月中旬に公表。パブリックコメントを募集したあと、5月末から6月をめどにGSSIに申請し、「早ければ年内に承認を得る計画」と説明した。

 MELジャパンは平成19年に大日本水産会内に設立。単一魚種を漁獲する大規模漁業だけでなく、多様な魚種を漁獲する小規模漁業も取得しやすいことが特徴。昨年12月2日付で同協議会を設立した。10月1日現在、国内70事業者(漁業と流通加工の重複取得は11事業者)が認証を受けている。現行制度は国連食糧農業機関(FAO)のガイドラインに沿っているが、国際標準の信頼を得るためには、国際的に認められた機関から承認を受けることなどが必要と指摘されていた。[....]