JF全漁「浜の起業家養成塾」開講、第1期生は11人

2019年1月9日

第一期生を前にあいさつするJF全漁連の長屋専務

第一期生を前にあいさつするJF全漁連の長屋専務

 JF全漁連は7日、東京・内神田のコープビルで、明日(あす)の漁業を担う若手漁業者を育成する「浜の起業家養成塾」の開講式を行った。養成塾は、経営感覚を身に付け広い視野と実践力を兼ね備え、経営力アップ、漁業力アップ、地域力アップで浜の漁業を牽(けん)引する将来のリーダーを確保・育成していく“人づくり”を目的とした取り組み。11人の養成塾第1期生が誕生した。

 開講式であいさつした全漁連の長屋信博専務は「入塾した第1期生は、強い意志と希望をもった人だ。漁業就業者が減少、漁業生産量も減少している。歯止めをかけ獲る力を強化するには、浜で中核的生産者を確保・育成する必要がある。改正漁業法も成立し水産業を成長産業化させる下地ができつつある。この機をとらえ改革を進めていく中核的人材を養成していきたい。塾生が卒業し、何代も重ねることにより人脈ができ、幅広いネットワークが形成されることを期待したい」と語った。

11人は北海道・JFひやま漁協瀬棚支所や岩手・JF田老町漁協、福島・JFいわき市漁協など組合に所属し、定置網漁業やコンブ養殖、刺網漁業などの漁業を実践している。日々実感することは「自分で獲ってきた魚が市場で売られ、売上代金を手にした時」などと現場感覚を身に付けている。[....]