ICCATメバチ枠削減合意、大西洋全域FADs禁漁

2019年11月27日

大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)は25日、科学委員会が「乱獲かつ過剰漁獲状態」と指摘していたメバチの漁獲枠を削減することで合意した。来年は漁獲枠・実績に応じて最大21%削減し、総漁獲枠(TAC)を現在の実質漁獲量から約1万トン少ない6万2500トンに削減。小型のメバチを混獲する集魚装置(FADs)の期間操業も大西洋全域で実施することが決まった。

 18日からスペインのパルマ・デ・マヨルカで開かれていたICCAT第26回年次会合は、昨年に科学委員会が「乱獲かつ過剰状態」とメバチ資源の悪化を指摘しながらもブラジルやアフリカ諸国の反対で継続協議となっていたメバチ管理が焦点となっていた。

メバチのTAC削減は2020年6万2500トン、21年は6万1500トンと設定。21年の国別割当は来年協議する。FADsを使った操業も規制される。禁漁を大西洋全域に拡大。禁漁期間も21年は1~3月の3か月間に拡大し、漁獲枠削減と併せてメバチ資源の回復を図る。[....]