<FAO便り[63]>渡辺浩幹・FAO上席水産専門官/第153回FAO理事会

2015年12月28日

授賞式におけるSIF WGコーディネーターのバーク氏㊨とムデメ氏

11月30日から12月4日まで、FAO本部で第153回FAO理事会が開催されました。FAO理事会は総会に次ぐFAOの執行機関で、年に2~3回開催されます。水産委員会(COFI)のような技術委員会は、その結果を理事会に報告することとなっており、例えば、2014年6月に開催された第31回COFIの結果は、同年12月に開催された第150回理事会に報告されました。今回も、いくつか注目に値する決定や行事が行われましたので、報告させていただきたいと思います。
 まず理事会初日、11月30日に、現在2つある水産養殖局の部を1つに統合するという案を含む16~17年事業計画・予算の修正案が審議され、FAOの技術的レベルを維持しつつ、17年にその影響を評価するという条件付きではありますが、承認されました。これまでは、漁業養殖政策経済部(FIP)と漁業養殖資源利用保存部(FIR)の2つの部があり、それぞれの部の部長計2人が水産養殖局長を支えるという組織になっていましたが、来年1月1日付で、水産養殖局の部は漁業養殖政策資源部(FIA)1つに統合され、部長も2人から1人になります…
 11月30日には、マルガリータ・リザラガ・メダルを含むFAOの各賞授賞式も行われました。FAOには、歴代の事務局長の名を冠したいくつかの賞があります。B・R・セン賞はフィールドで活躍したFAO職員に[....]