<魚食にっぽん>[91]「日本一魚をさばける」料理教室

2018年8月24日

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冗談を交えながらテンポよく教える高橋さん

 人気料理研究家の高橋善郎氏は7月24日、総合刃物メーカー・貝印㈱の本社1階KaiHouseで、小学校低学年を対象に包丁教室「貝印1day包丁レッスン」を開いた。高橋氏は「日本一魚をさばける料理教室」を主宰。「日本一魚をさばける」とは一体どういう意味か。実際に話を聞いた。
 「日本一魚をさばける料理教室Family」は、3時間で10尾以上の魚を捌くことを課している。基本の手順を教えると、あとは次々に魚と格闘。短時間のうちに数をこなすことで向上心が途切れず、自らが納得するコツを探り当て、帰宅しても必ず再現できるようにするのが教室の目的だ。
 「数をこなせば自然に覚える」と言うが、それを集中的に実践する。スパルタのようで理にかなう。
 10尾も練習すると飽きが起きそうだが、高橋氏のハキハキとしたよどみのない口調は、教室をテンポよく進めているよう。参加者には30代前半-40代後半の女性のほか、釣りを趣味としている男性もいるという。初心者に魚を捌かせるならば、サバを勧めるそうだ。イワシやアジよりも大きいので包丁の刃が骨に当たる時の感覚がよく伝わり、魚の体の構造が分かりやすい。「一度魚を捌く“仕組み”が分かれば、どの魚も“応用”で対処できる。[....]