<魚食にっぽん>[80]神戸市場本場「魚河岸デー」で食育

2017年9月25日

子供たちも楽しそうに魚を調理
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子供たちも楽しそうに魚を調理

 神戸市中央卸売市場本場では2015年2月から定期的に市民との交流イベント「魚河岸デー」を開催し、魚食復興を進めようと各種取り組みを行ってきている。「魚河岸デー」は、今年5月には8回目を迎え市民にもすっかり定着してきた。
 「ミニ鰻丼」「香住の干物の焼き魚」「ブリの照り焼き」「焼さば寿司」「藁焼きカツオ」とおいしそうなメニューが並ぶ。家族で来場し数種類を購入して味を確かめ合う姿もあちこちで見られる。
 神戸市中央卸売市場運営協議会と神戸おさかな普及協会との共催で行われる「魚河岸デー」は毎回、一つのテーマの下、市場から仕入れた水産物を取り扱う飲食店が出店して消費者に料理を安く提供する。神戸おさかな普及協会は魚食普及を進めるため、1987年に同市場の卸3社(神港魚類、大水、合食)と、神戸海産物卸協同組合、神戸水産物卸協同組合の5者共同で設立。
 「魚河岸デー」では、包丁を扱える年齢層向けに魚の捌き方教室を実施。さらに子供とその家族向けには「キッズ&ファミリーお魚クッキング」で、手開きなど包丁を使わなくても魚を調理できるメニューを紹介。幅広い来場者に対応し、魚に親しんでもらおうと取り組んでいる。
 魚に親しんでもらったあとには、市内の鮮魚・塩干など小売店での購入につなげてもらおうと、魚食普及PRコーナーで小売店の紹介。神戸おさかな普及協会代表理事の山本仁神戸水産物卸協同組合理事長は「多くの市民に市場での魚河岸デーに来てもらい、体験をしてもらえればと思う」と話す。[....]