<高知の水産業⑧>水産高生に聞いてみよう

2018年9月27日

試行錯誤を繰り返す食品コース3年アカエイ班の生徒ら

 高知海洋高校は、全国豊かな海づくり大会・高知家大会の海上歓迎・放流行事が行われる県中西部の土佐市宇佐にある。1997年に室戸岬水産高校、高岡高校宇佐分校、清水高校漁業科が統合し、県内唯一の海洋系高校としてスタートした。
 航海・機関・食品の3つのコースがあり各専門分野を学習する。その中で食品コースの生徒も1年次には実習船・土佐海援丸(486トン)に乗り組む。航海・機関コースは2年次にマグロはえ縄漁を実践する遠洋航海実習があり、その漁獲物を食品コースの生徒が缶詰にして販売する。
 缶詰用にマグロを解体する女子生徒の中から選ばれる「ツナガール」は今年で10代目。県内外で年30回のパフォーマンスを披露する。学び、資格を取得するほか、自ら行動する生徒を輩出する。
 1月、同コースの3年生は農業、工業、商業ほか県内の産業教育に関する14校16組が参加した高等学校産業教育生徒研究発表大会で、全発表の最優秀に当たる「高知工科大学長賞」を受賞した。テーマはアカエイの食利用。名産のアサリはアカエイの食害で激減。駆除などでアカエイを漁獲するのに、食用化の潜在的価値を調査・検討した。引き継がれ、より価値の高い加工利用を追求している。[....]