<流通こぼれ話>TPP発効前に押し寄せる大波

2016年11月14日

 環太平洋経済連携協定(TPP)の大筋合意は、もともと協定参加国との間で関税率の低かった日本の水産業界に与える影響は限定的という見方が大勢だった。しかし今、将来に備えて一次産業の体質強化を急ぐ政策が強力に推し進められる中、TPPによる変革の第一波が業界に押し寄せてきている。特に、水産物の流通・小売の面で懸念されるのは、まるで昔に巻き戻ったように、生産者の目線から事業環境の改変が急激に進められようとしている点だ。[....]