<放射性部質モニタリング>藤田恒雄・福島水試漁場環境部長に聴く

2016年3月11日

 最初はやみくもだった。とにかく調査船や協力漁船の網に掛かる海産物の放射性物質の濃度は何でも調べていた。正直、魚体サイズや産業上の価値も考えないで、といった時期があった。

 そのかいあってというのも変だが、さまざまな規則性、法則性がかなり早期に分かってきた。

 例えば、今はヒラメが同じ網で何尾も掛かれば、高濃度汚染水が漏えいした当時すでに生まれていて、その影響を強く受けた可能性の高い、最も大きいサイズの(年齢の高い)ヒラメを県の検査機関(福島県農業総合センター)に出すなどの対応ができるようになった[....]