<女性のチカラ>歌手・大城バネサさん/被災地に元気を

2016年3月29日

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 「私がもらった元気を倍以上にして返したい」。漁船海難遺児育英会へ50万円を寄付しながら、漁業者、そして5年を迎えた東日本大震災の被災地への思いを込める。

 被災地を初めて訪問したのは平成25年。デビュー10周年の「三陸海岸/女漁師」をリリースした年だった。プロモーションビデオの撮影で訪れた気仙沼は、まだ震災の傷痕が色濃く残り、その風景が心に突き刺さった。

 「少しでも何かしたい」。そんな思いが被災地へ頻繁に足を向けるきっかけになった。

 大城さんはアルゼンチン生まれの日系2世。沖縄県出身の祖父母の影響を受け、日本の音楽、特に海や漁師を歌った曲を聴いて育った。歌のうまさは子供のころから評判で、2001年の「NHKのど自慢」アルゼンチン大会に出場し優勝。それをきっかけに03年には日本で歌手として活動を始めた。[....]