<女性のチカラ>斎藤まゆみ・(有)まるきた商店社長/気仙沼を盛り上げたい

2016年4月4日

 気仙沼で近海マグロはえ縄船2隻を所有する、まるきた商店の2代目として奮闘している。10年前、先代だった父親が亡くなり、経理の仕事から一転、社長に就任した。子育てや主婦業をこなしながら、“命をあずかる”船主の仕事を両立してきた。東日本大震災後は気仙沼を盛り上げる一員として、新しい試みにも挑戦し、前進し続けている。
 験担ぎの意味もあり、女性である自身が船に乗ることはしない。現場は常務に任せ、経営に専念している。同社は漁業に参入する以前、船舶仕込み(市場に入港する船に、食料や雑貨を受注して積む仕事)の商売を行っていた。「ダイコン1本のような単価の小さいものを積み重ねて経営してきたから、節約の意識がないと生き残れないと思っている。家計簿みたいに、きっちり計算している点では、ほかの人に負けない自負がある」。[....]