<女性のチカラ>島本幸奈・フィッシャーマン・ジャパン管理マネージャー

2016年5月12日

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 全国有数の港町・宮城県石巻市。東日本大震災からの復興へと歩むこの地で“漁業革命”の実現に力を尽くす女性がいる。島本幸奈さん。ボランティア活動をきっかけに千葉県から移り住み、新3K(かっこいい、稼げる、革新的)を掲げる若手漁業者集団・フィッシャーマン・ジャパンの一員として活動を続けている。

 もともとは石巻にも漁業にも縁は遠かった。「人間が好き。人と関わる仕事がしたい」。選んだ職場は有名ホテルの結婚式場だった。忙しく過ぎる毎日の中で震災が発生。未曽有の災害に襲われた惨状を報道で見聞きするたび、「自分にできることをしなければ」という使命感が募り、半月後にはNPO法人が主催するボランティアの支援活動に参加した。

 「派遣されたのは石巻。予定期間は2週間でした。がれきなどの片付けを担ったが、ほとんど何も進まない。『まだまだ帰れない』。そう思った」と島本さん。月日がたつうち、被災地産品のネット販売、その店長への就任などと活動を広げていった[....]