<マグロ特集>完全養殖クロマ、大手各社で出荷出揃う

2018年8月9日

出荷が始まった極洋の完全養殖マグロ「本鮪の極 つなぐ〈TUNAGU〉」
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出荷が始まった極洋の完全養殖マグロ「本鮪の極 つなぐ〈TUNAGU〉」

 ここ数年の日本国内での養殖クロマグロの出荷重量をまとめてみると、昨年が1万5858トンと最も多く、内訳は天然種苗由来1万4740トン、人工種苗由来1118トンで、人工種苗由来が1000トンを超えたのは初めて。
 県別にみると、長崎県が最も多く、次いで鹿児島の順位は変わらない。昨年の養殖場の数は177で、一昨年に比べ高知県の2養殖場が増加した。
 2017年の養殖種苗の活け込み尾数は86万8000尾で、前年の99万5000尾に比べて減った。このうち天然種苗は37万3000尾で前年より減り、人工種苗は49万5000尾で増えた。
 今春、大手水産会社としては最後となった日本水産が出荷を行ったことで、実質完全養殖マグロの出荷が出揃った。マルハニチロは「Blue Crest」ブランド、日本水産グループでは、「喜鮪(R)(きつな)金ラベル」ブランド、極洋は昨年11月から出荷を開始した「本鮪の極 つなぐ〈TUNAGU〉」ブランドとして発売している。
 引き続き、安定的な生産体制構築に向けて各社技術力に磨きをかけ、サステイナブルシーフードとしての位置付けを確立していくことになる。[....]