9月全国豊かな海づくり大会、秋田の水産ここにあり㊤

2019年5月22日

 「海づくり つながる未来 豊かな地域」をテーマに9月に秋田県で初めて開催される「第39回全国豊かな海づくり大会」。海と川の漁業の双方にスポットライトが当たる一大行事で、農業に隠れがちな秋田の水産業を全国にPRする絶好の機会。JFあきたの加賀谷弘組合長に意気込みを聞く。

 ◇問い/大会テーマとなっている「海づくり」に関する取り組みについては。

 ◆加賀谷組合長/海面漁業のこの厳しい現状を打ち破る可能性をもっているのが、つくり育てる漁業だと考えている。秋田県中部の潟上市天王町ではイワガキを育成するための人工リーフや離岸堤を海中に設置。漁船漁業と併せて操業することで追加収入を得られる体制をつくり上げている。同地は県内有数の若手漁師がいることで、いかに効果的かが分かる。小規模でも、前浜で浅海漁業や海藻類の養殖を行えれば今の収入を底上げすることができ、現状を大きく変えることができるはず。自然任せではどうにもならない状況になっているからこそ、人の手で生き残る方法を探さなければならない。[....]