17年生産量430万トン、農水省が漁業・養殖統計発表

2018年5月1日

漁獲量上位4魚種の推移(2008~17年)

 農林水産省は4月26日、2017年漁業・養殖業生産統計の第1報を発表した。生産量は前年から1・3%、5万5000トン減の430万4000トンで、1951年の429万1000トンとほぼ同数まで落ち込んでいる。海面漁業ではマイワシの漁獲量が50万6300トンに伸長したが、主要魚種の多くが減少しており、原料不足の深刻さを裏付ける厳しい数字となった。
 海面漁業の生産量は325万7700トンだった。サバ類が51万4500トン(前年比2・3%増)で最多だったが、マイワシも前年から12万8200トン(33・9%)急増し10年前に比べ15倍近くも漁獲されてサバ類に並びつつある。漁場も広域化し、北海道太平洋北区海域での漁獲量は前年の8857トンから2万8800トンに伸びた。
 半面、スルメイカは6万1000トンで、現在の公表方法が始まった56年以降で最低だった前年をさらに下回った。落ち込み幅が目立つ魚種としてはほかに、サンマが8万3500トンで同様に69年の6万3000トンに次いで2番目に少なく、サケ類は6万8300トン3番目に低い数量。
 内水面漁業ではサケ類の漁獲量が2万5221トン(9・7%減)まで下がった。[....]