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養殖スマ「伊予の媛貴海」本格出荷へ、愛媛県年末にも

2016年6月21日

刺身にするほどマグロの色合いになる養殖スマ

 愛媛県が「伊予の媛貴海(ひめたかみ)」としてブランド化を進めている養殖スマ。池入れしている現在の完全養殖種苗が順調に成長すれば、今年の年末には本格出荷が始まる見込みだ。餌の問題や知名度の向上など課題は少なくないものの、小型マグロ類でカツオにも味が似ているスマに対する潜在需要は強いとみられ、同県の主力養殖魚であるマダイ、ブリに続く第3の柱としても期待が高まる。

 養殖スマは、マグロのイケスに偶然入り込んだことをきっかけに着手。わずか3年で試験販売から本格出荷の時を迎えようとしている。中でも傷のない2・5キロ以上で脂含有率(背側)25%以上の個体は「伊予の媛貴海」とブランド名を付けた。一本ずつ丁寧に取り上げ、船上での脱血を経てスラリー系の氷で〆ることも条件となっている。すでに東京や大阪で試験販売を行ってきたが、今後も高級食材として量販店や飲食店への販路を拡大していく狙いだ。[....]