静岡で現場研の農水省若手女性キャリアら2人成果発表

2017年10月27日

漁業現場研修の成果を発表した岡野さん(右)と黒野さん

漁業現場研修の成果を発表した岡野さん(右)と黒野さん

 農林水産省の若手キャリア職員の水産庁漁政部漁政課の岡野華苗さんと、技術職で増殖推進部漁場資源課の黒野由依さん(いずれも25歳、埼玉県出身)が10月24日まで1カ月間、静岡県内の漁業現場で研修を行い、研修先の県立漁業高等学園で成果を発表し、生徒や教職員、水産技術研究所の研究者、県や市の水産行政担当者らと意見交換を行った。

 入省2年目の総合職採用職員などを全国各地に派遣し、農林漁家の現場を体験して、地域の実態に即した産施策の企画・立案力を磨くのが狙い。2人は漁業者養成を行う漁業高等学園で、1年生14人の生徒と寮生活を送りながら、航海や機関などを学習。一本釣りなど漁業者養成訓練も体験した。

 キンメダイ一本釣り漁、刺網・シラス漁家に受け入れてもらい、それぞれ水産現場研修を行った。

 岡野さんは、「船酔いをしたカツオ釣り体験が生き、沼津での刺網漁では有意義な研修となった」と振り返り、危険との隣り合わせの漁業を実感したという。黒野さんは沼津の漁家でマアジ養殖を体験、少人数による魚類養殖管理の実態と大変さも報告した。黒野氏さんは「新規就業者を増やしていかなければならない」、岡野氏は「私今後の業務に励んでいきたい」と感想と今後の抱負を語った。[....]