青森・深浦町でトラウト養殖、フォーラム開き構想発表

2018年1月25日

 サケや魚卵の加工を手掛ける青森県の㈱オカムラ食品工業のグループ会社、日本サーモンファーム㈱と深浦町が主催する「サーモンフォーラム2018」が23日、深浦町民文化ホールで開催され、青森の日本海側で年間2000トンのトラウト(サーモン)を生産する構想を明らかにした。国産魚の大規模生産を実現することで、国内の生食サーモンマーケットに風穴を開けたい考えだ。

 日本サーモンファームは昨年6月オカムラ食品工業と同町で定置網漁などを営む㈱ホリエイが出資して設立。社長に岡村恒一オカムラ食品工業社長が、専務にはホリエイの堀内精二社長が就任した。 本社は深浦町に置き同県の今別町、外ヶ浜町の3町沿岸に4月以降、養殖イケスを設置する計画で、数年のうちには深浦、今別の2町で1000トンずつの生産が可能になる見込みだ。JF深浦漁協、JF新深浦町漁協、JF三厩漁協、JF竜飛今別漁協の4漁協と連携、日本サーモンファームが各漁協の組合員となり、漁業権の切り替え時に合わせて養殖業に参入していく。

 オカムラ食品工業は16年11月から農林水産省の補助事業により中間養殖試験をスタート。同月に海面養殖の試験も始め、すでに水揚げ。関係者からは魚の仕上がりに高い評価を得ている。[....]