陸奥湾ホタテ半生貝最多6・7万トン、資源・生育順調

2019年8月8日

 JF青森漁連の集計によると、陸奥湾ホタテ半成貝の水揚げは7月末時点で前年同期比31%増の6万7233トンで2016年度に記録した過去最多記録(6万6642トン)を更新した。8月に入ってもわずかに水揚げは続いており、県漁連では最終的に7万トンに届く公算もあるとみている。

 今期の水揚げは4月から開始。資源状況が良好で、水揚げは序盤から16年度の同期を上回るハイペースで進んだ。半成貝をボイルしたベビーホタテの規格が2L、L主体に一部3Lもみられるなど、貝の生育状況がよく、重量がかさんだことも水揚げボリュームを押し上げる一因となった。

 一方、平均単価は累計で前年同期比15%安のキロ115円と伸び悩んでいる。増産に加え、昨期はあった中国向け冷凍両貝輸出需要が減衰したことで、ベビー生産が増進し供給にだぶつき感が出たことが主因だ。弱気配を反映、4~6月の入札価格は、異例の“値下がり”の展開。累計水揚金額は77億5100万円と16年度の最終実績を19%下回る。新物ベビーの消化の進展が焦点となる。[....]