道立水産高実習船7代目若竹丸が竣工、28日に初航海

2017年8月17日

初航海を待つ7代目若竹丸

初航海を待つ7代目若竹丸

 北海道立の水産高校で使用される実習船・若竹丸(692トン)の竣工記念式が10日、函館市内で行われた。船内学習機能の充実と生活環境の改善をコンセプトに建造された最新鋭の船。海外でのマグロはえ縄漁業実習などを通して、水産業を支える優れた人材の育成に活躍する。

 今回で7代目となる若竹丸は道教委が文部科学省の補助を受け、総工費19億6200万円で建造した。2015年12月26日に起工、今年3月28日に竣工した。

 新若竹丸は2層甲板船型を採用することで船内スペースを確保。最大搭載人員を従来の74人から79人とし生徒定員も40人から48人に増員させている。高校の実習船としては初めて横揺れを防止する減揺タンク(アンチローリングタンク)を航海船橋甲板上に配置して居住スペースを確保した。

 今年度の航海日数は181日を計画。小樽水産高校、函館水産高校、厚岸翔洋高校の海外での1か月以上に及ぶマグロはえ縄漁業実習に使用され、ハワイやパラオに寄港して国際交流も行われる。8月28日~9月1日の函館水産高校機関工学科1年生の体験乗船が初航海となる。[....]