道東沖操業のマイワシ28年ぶりに20万トン超え

2019年11月5日

 道東沖のまき網漁は10月31日で漁期が終了した。マイワシの漁獲量は28年ぶりの20万トン突破を果たした一方、サバは最後までまとまった漁獲がなく、不発に終わった。

 今期は昨年より半月以上早い6月下旬からスタート。漁期が下るにつれ操業船団は徐々に増え、10月上旬からは全24船団の“フル稼働体制”となった。北海道まき網漁業協会によると、マイワシの累計漁獲量は31日時点の概算値で昨年実績を55%上回る約21万5000トンに達した。二度にわたり上方修正された道東の漁獲枠(約24万1000トン)のおよそ9割を消化した。

 道東沖でのまき網によるマイワシの漁獲量は1983年から88年にかけて100万トン超のボリュームを誇ったが、その後減少に転じ、94年以降は実質ゼロに。今期は約67万トンを漁獲した1991年以来の20万トン突破で、着実にボリュームが増してきている。

 釧路での浜値はミール向けがキロ20円台、食用向けは40~50円台で推移したという。[....]