道北系ホッケ、漁獲努力量3割削減措置を継続

2015年8月7日

 今夏で3年間の漁獲努力量3割削減措置が終了する道北系ホッケの資源管理について、北海道は5日、同措置をさらに3年間継続すると発表した。道総研水産試験場の資源評価で、このあと漁獲努力量の削減を止めると、親魚量は再び減少に転じるが、現状の3割削減を継続すると徐々に回復すると予測しているため、関係地区の漁協組合長会などで協議したところ、7月末までに全地区で、さらに3年間3割削減を継続することを意思決定した。

 道北系群ホッケは道央日本海からオホーツク海にかけての大きな集団。振興局管内でみると、後志、石狩、留萌、宗谷、オホーツクの5管内にまたがる。1993年以降10万トン以上の水揚げを維持してきたが、2010年の日本海の異常高水温の影響で新規加入の豊度が低かったことから、急激に資源が悪化。

 産卵親魚量は過去20年間のピーク(25万トン)の10分の1以下に減少し、新規加入尾数も減少。これが親魚量の減少にさらに追い打ちをかけるという悪循環に陥った。

 この結果、漁獲量も3万?4万トンに急減。水産試験場が資源管理方策として、年間10万トン程度の[....]