輸出拡大協がブリュッセルで養殖ブリなど日本の魚PR

2019年5月17日

黒山の人だかりができるほど人気を集めたブリの料理デモ

 水産物・水産加工品輸出拡大協議会(事務局・大日本水産会)が7~9日、世界三大シーフードショーの一つである「シーフード・エキスポ・グローバル」(通称ブリュッセル・シーフードショー)に出展し、欧州への輸出拡大に向け、日本産養殖ブリなどをアピールした。同展示会への出展は3回目。

 大日本水産会の白須敏朗会長は15日に都内で記者会見し、「今年2月に発効した日EU経済連携協定(EPA)で、ブリの関税15%とねり製品の関税20%が撤廃された。ブリュッセルでのセミナーでは、欧州が輸入しやすくなるブリとねり製品をポイントに行った。日本の養殖ブリはまだ欧州で知られていない。EPAをきっかけに売り込みをかける」と述べた。セミナーではブリの三枚おろしと寿司の料理デモも行い、人気を集めた。

 ブースでは、ニチレイフレッシュが冷凍ホタテ貝柱、食縁が冷凍ブリフィレーと冷凍マダイフィレー、ショクリューがアフリカ向けのサバやボラをPRし、北海水産がオランダの輸入販売会社と商談を実施。今年は昨年の3倍近い約8億5000万円(ホタテ3億5000万円、原料魚3億円、ブリ1億円など)の成約が見込まれた。会場内で海外メディア向けに記者会見を行い、水産加工施設のEU・HACCPの認定拡大に取り組んでいることや、日本国内での魚食普及について説明した。[....]