資源管理サンマの経験生かせ、神谷水産庁部長が講演

2019年9月4日

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NPFCや国内の資源管理について説明する神谷部長

 漁業情報サービスセンター(JAFIC)は2日、東京・豊海センタービルで第40回JAFIC漁業情報研究会「今後のサンマの動向を探る」を開き、水産庁の神谷崇資源管理部長が北太平洋漁業委員会(NPFC)の資源管理措置と国内の資源管理について講演した。神谷部長は国際的な管理に先行して国内の管理を導入する重要性を指摘し、「サンマの経験を他魚種の管理に生かすことが大事だ。国際的な観点からも、国内管理の導入が急がれている」と強調した。

 7月に開かれたNPFCの年次会合では、日本が求めてきたサンマの数量管理が初めて導入され、20年の漁獲上限が55万6250トンに設定された。神谷部長は分布域全体の漁獲上限について、「獲れる量とは思っていない。来年の資源評価は悪くなる可能性が高く、今回の大きな数字は今後削減されていくことを見込んだ途中経過の措置だ。今後は漁獲上限をどれだけ(適切な数量に)削減し、日ロEEZと公海の配分をどうするかが大事なことだ」と説明。[....]