豊洲市場で開場記念式典、知事「大きく育てる」宣言

2018年9月14日

テープカットとくす玉割りで新市場の船出を宣言

テープカットとくす玉割りで新市場の船出を宣言

 東京・豊洲市場の開場記念式典と祝賀会が13日、7街区の水産卸売場棟1階で行われた。886人(速報)が出席、築地の伝統を受け継ぎ発展させる役目を担う巨大市場の門出を見届けた。開設者である小池百合子知事は「関係者と力を合わせて日本の中核市場として、食文化の世界に向けた発信拠点へと、大きく育てていきたい」と意気込みを語った。
 式辞を述べた小池知事は将来のリスクにも備えて「さらなる安全性の向上を図った」と強調。今後も「適切な改善策を講じる」と約束し、豊洲市場に詰め掛けた関係者に対して「改めて安全で安心してお使いいただけると伝えさせていただきたい」と、現在の豊洲市場に対する基本認識を繰り返した。
 農林水産省からは新井ゆたか食料産業局長が出席して齋藤大臣の祝辞を代読。2年後に施行となる市場法改正に触れ、「出荷者、実需者、消費者のよきパートナーとして、食の懸け橋になっていただくことを期待する」と話した。業界を代表してあいさつに立った築地市場協会の伊藤裕康会長は「ようやくここにたどり着いた。堂々と大手を振って市場に入れる」と率直な心情を表明。「考えること、なすべきことはまだまだある。世界に冠たる、栄える市場にする」と気を引き締めていた。
 テープカットとくす玉割りで開場を宣言。参加者は祝賀会で歓談し開場後に思いをはせていた。[....]