豊洲・地下再調査立ち合い公開、専門家会議ヒアリングも

2017年2月8日

採水作業に立ち会う平田座長ら。再調査は2度行われ3月中に結果を公表する
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採水作業に立ち会う平田座長ら。再調査は2度行われ3月中に結果を公表する

 東京・豊洲市場で始まった抽出29地点の地下水モニタリング再調査で、同市場における土壌汚染対策等に関する専門家会議(座長・平田健正放送大学和歌山学習センター所長)は7日、業者の採水作業に立ち会う様子を報道陣に公開した。

 作業は、6街区の水産仲卸場棟と築地魚市場〓が建設した冷蔵庫の間にある「C9-2」井戸で行われた。変化が急激すぎたことから暫定値扱いとなっている1月14日発表の地下水モニタリングの9回目調査で、ベンゼンが環境基準の12倍を検出したほか、シアンも環境基準値超えした地点。

 専門家会議の平田座長と、事務局の中島誠国際航業㈱フェローが見守る中で、くみ上げるペースが毎分0・5リットル程度と、1~9回目の調査(毎分数リットル-10リットル)よりゆっくりの低流量ポンプで揚水する作業が行われた。

 「C9-2」では容器内に試料を採水するまで工程が進んでおらず、井戸を採水に適した状態に近づける準備段階(パージ作業)中。しかし、採水の様子を再現してその手続きも確認した。

 土の混じりや濁りがないよう低流量ポンプを使った理由は「1-9回目との比較というより、現在の地下水の現状を正しく知りたかった」(平田座長)ため。これとは別に専門家会議は、地下水モニタリングの井戸の建設、採水、分析に関わった全業者に調査票を配布し、ヒアリングを行う予定。[....]