豊洲を誇れる施設に、小池知事が延期後初の視察会見学

2017年9月12日

豊洲市場の屋上緑化広場を見学の都民とともに歩く小池知事(中央)

豊洲市場の屋上緑化広場を見学の都民とともに歩く小池知事(中央)

 東京都の小池百合子知事は9日、東京・豊洲市場を訪れ、地元の豊洲町会(小安勤会長)主催の市場見学会を視察した。水産仲卸売場棟屋上の屋上緑化広場で約130人の参加者を前にあいさつし、「(地下の)見えない部分の問題もしっかり対応して、皆さまの地域が誇れる施設にする」と約束した。

 知事就任後に豊洲市場を訪れるのは、開場延期決定前の昨年8月16日以来で2度目。築地市場関係者からは、安全宣言や「風評被害払拭(しょく)で先頭に立つ」と6月に示した意思表示を実行に移すように求める声が高まっており、視察はそれを受けて実現した。

 小池知事は見学会終盤に合流し、6街区ターレースロープなどを見学した。視察終了後「見えない部分の対策をしっかり対応していくと伝えた。実際にご理解いただけたと思う」と振り返り、「豊洲地区中心に見学会を催し、対策工事の結果を情報発信していく」と今後の方針を語った。

 豊洲地区全体に広がった風評の払拭につなげようと見学会を主催した小安会長は、「小池知事が足を向けてくれてよかった」とひとまず安堵(ど)の表情。追加対策工事後に、責任者による安全宣言を」と併せて求めた。[....]