豊洲の風評払拭「先頭に立つ」、小池知事業界団体と会談

2017年6月26日

会談後取材に応じる小池知事(右)と伊藤会長

会談後取材に応じる小池知事(右)と伊藤会長

小池百合子東京都知事は22日、「市場移転に関する関係局長会議」で豊洲市場への早期移転などを指示した直後に築地市場を訪れ、業界団体のトップ6人と会談した。豊洲を「地下空間(地下ピット)に対する8か月の追加対策工事をして『中央卸売市場』として運営していく」意向を伝え、悪化した豊洲市場のイメージの回復に向けた風評払拭(しょく)の「先頭に立ちたい」と約束した。
 冒頭、「築地を守る、豊洲を活(い)かす」基本方針を説明。豊洲市場地下部分の無害化(=環境基準以下)が達成できていない点には追加対策を行ったうえで「正確な情報発信を通じて風評被害を防ぐ」と方向性を語った。
 東京五輪に使用後、再開発する築地跡地では「浜離宮や築地場外市場と併せた一体的な再開発を行う。よりロケーションを生かす」と現段階でのコンセプトを説明。「将来的に築地に戻りたい仲卸のため、市場機能を残す方策をあらゆる方向で考えたい」などと自身の思いを述べた。
 業界団体トップからは豊洲市場のイメージ回復に小池知事自らあたる考えを歓迎する一方で、しかるべき時点で「安全宣言」を行うように求める複数の声が出た。[....]