豊洲の追加対応策確定し「判断材料」揃う、専門家会議

2017年6月13日

豊洲市場における対応策・地下ピットにおけるガス侵入防止対策

豊洲市場における対応策・地下ピットにおけるガス侵入防止対策

 第6回豊洲市場における土壌汚染対策等に関する専門家会議(専門家会議、座長・平田健正放送大学和歌山学習センター所長)が12日、築地市場講堂で25日ぶりに再開、豊洲市場への追加対応策を確定した。地下水管理システムを強化。地下ピットは揮発ガスの侵入低減策と換気を併用する。

 地下水管理システムでは日量約500立方メートルを目標とする揚水機能強化や、それによる汚染地下水の浄化、モニタリングによる監視が必要とした。それに応じて都が考案した揚水井戸のメンテナンス強化や本数追加、地下ピット内での揚水ポンプ設置、吸引管による強制揚水などを柱とし、工期1年以内・工事費20億~25億円とする強化策、井戸46本のモニタリング計画を妥当とした。

 地下ピットでは、水銀などガスの侵入防止や抑制と換気を組み合わせた対応を提言。工期22か月・総費用85億~95億円で、欧米に実績のある遮蔽(へい)シートを用いた侵入防止・抑制策を重視する検討案1と、工期8か月・総工費40億~50億円で、換気を重視する検討案2の、都が考案した2案とも妥当と判断した。能力不足とされた地下水管理システムを強化。地下ピットなどでは揮発ガスの侵入低減策と換気を併用し、不測の事態を防ぐ。[....]