豊洲に「水神さま」新分社、魚河岸会が6街区に遷座式

2018年9月13日

神前でかしわ手を打つ伊藤会長(中央)と参列した築地市場関係者

神前でかしわ手を打つ伊藤会長(中央)と参列した築地市場関係者

 魚河岸会(伊藤宏之会長)が日本橋から築地まで400年にわたり奉ってきた交易神「弥都波能売命(みずはのめのみこと)」(水神さま)の新分社となる豊洲市場6街区の豊洲大橋門横の魚河岸水神社遥(よう)拝所の工事が完成し、8日に現地で遷座式が行われた。魚河岸会会員や遷座事業に賛同し寄進した人々が参列。約2年遅れの豊洲魚河岸の船出を祝った。
 祭主を務めた神田明神の神主による払いの儀で参列者とも清めたあと、水神さまの分け御霊(みたま)が運ばれ社殿に収められた。お神楽の舞が奉納され、玉串奉奠(てん)が行われた。
 宮司らに次いで玉串を取った伊藤会長は、二礼二拍手一礼して豊洲魚河岸の繁栄を祈った。魚河岸会幹部に続き、100人を優に超える参列者が順に神前に玉串をささげた。想定より参加人数が多かったこともあり、遷座式は予定していた終了時間を超過した。
 伊藤会長は「末永く市場の交易神としてわれわれを見守ってくださると思う」などと述べた。
 同じ6街区水産仲卸売場棟の買い回りステーションに場所を移して行われた直会(なおらい)の席では、江東区の山﨑孝明区長も「区としてもしっかり応援していきたい」とあいさつ。伊藤裕康副会長の音頭で乾杯した参列者は、無事に遷座が完了した喜びを分かち合い豊洲の発展を祈った。[....]