豊洲「安全性確保」、都専門家会議が追加工事効果確認

2018年8月1日

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7街区の地下ピット。換気ダクトの給気口っと下部は厚いコンクリート床

 東京・豊洲市場用地の安全を万全にする追加対策工事が7月12日までに完了したことを受けて、豊洲市場における土壌汚染対策等に関する専門家会議(座長・平田健正放送大学和歌山学習センター所長)は30日、場内の講堂で会見を開いた。全工事を終えたことで、将来リスクも踏まえて「人が接する空間は安全性が確保された状態にある」(平田座長)と結論付けた。
 追加対策工事では、地下ピットの床面に鉄筋入りのコンクリートを敷設したあとに、一日2・6回分の換気を想定した設備を増設。地下水管理システムの揚水能力強化や、水産卸売場棟(7街区)と水産仲卸売場棟(6街区)をつなぐ連絡通路部の水銀などのガス濃度で上昇防止策が施された。17日に平田座長がそれぞれ現地を視察。追加対策工事の効果を20日に確認した。平田座長は「今後も安全であることを証明するデータを出し続けて、都民の皆さまに安心という気持ちを抱いていただくことが大事」と指摘。開場後も「確実に実施していくことが重要だ」と改めて注文を付けた。
 平田座長らは30日午前中、「小池百合子都知事に面会し評価の内容を説明した」と紹介。専門家会議は7〜9月の空気・地下水の調査後に解散予定。以降、市場関係者や学識経験者らでつくる「土壌汚染対策工事と地下水管理に関する協議会」に管理を引き継ぐ。[....]