自慢の魚スーパー売り場借り漁師自ら値決め販売、青森

2017年7月31日

取りアッ プで漁師もやる気満々

取りアッ プで漁師もやる気満々

 漁業者の収入が増えない一つの理由に、「漁業者に価格決定権がない」ことが挙げられる。この克服にスーパーの売場を間借りし活〆した魚を漁業者自らが値段を付けて販売する試みが青森で始まった。
 県単独の庁内ベンチャー枠として今年度スタートした「『あおもりの肴』オーセンティック(本物の、信頼できるもの)事業」(843万円)。地元スーパーのカブセンターが協力し6月24日、青森市内の大野店で、北彩漁業生産組合、大畑町漁協定置網部会、JF外ヶ浜漁協を通じて漁業者がミズダコ、ホヤ、海峡サーモン、ホタテなどを販売した。
 サーモンは開店直後からどんどん売れ、一尾6000円程度のものを中心に早い段階でほぼ完売。大畑の定置網の丸魚は「三枚おろし無料で対応します」の張り紙を付けて販売が加速した。
 第2回は7月22日に、朝獲れ活ホタテ、生モズクの詰め放題、などが並んだ。カブセンターは、「集客効果がある。新鮮で本物であり、売場を提供する価値がある」と評価。県水産振興課は「自分の獲った魚がより高く売れれば漁師もやる気が出る。定着できる探っていきたい」と意欲をみせる。[....]