緑色LED光でヒラメやホシガレイの成長促進、生産コスト3割削減

2016年4月4日

緑色LEDによるヒラメ飼育実験

 特定波長光で魚の成長を促す研究が進んでいる。1日に新発足した水産研究・教育機構東北区水産研究所沿岸漁業資源研究センター(岩手・宮古市)の研究では、ヒラメやホシガレイについて、特に緑色LED光で有意な差が確認されている。手法はホシガレイの放流用中間育成事業に応用されており、適正サイズに成長させるまでの飼育期間を90日から70日へと短縮。かかるコストの3割削減が実証された。
 好適波長条件の把握に同センターは、青、青緑、緑、赤、白と異なる波長のLED光源に、自然光を対照区として飼育実験を行った。全長48ミリのホシガレイ稚魚は2か月後、対照区で74・1ミリだったのに対し、緑色LED光区は87・6ミリに成長。同様に全長110ミリのヒラメ稚魚は3か月後、対照区191・7ミリに対し、緑LED区は208・0ミリとなった。成長率でみると同期間で、ホシガレイが151%、ヒラメが120%もの差をつけたことに[....]